木村眼科クリニック

 当クリニックについて

院長のコラム


◆当院の眼科手術の現状◆  ―白内障・人工水晶体手術が過半数―


平成13年当院では白内障、緑内障、眼瞼下垂、涙目など40数疾患にたいして合計1706件の手術が行われました。そこで今回は昨年施行された主な手術ベスト10について述べてみたいと思います。
第1位は白内障・人工水晶体手術が977件で全体の57%でした。これは当院の患者さんの50%が70才以上の老人で白内障有病率が高いこと、他院からの白内障手術依頼が多い事、入院および日帰り手術の両者に対応可能な設備を有する事、2大学より白内障手術のエキスパートを招聘していることなどによります。
第2位が後発白内障に対するレーザー手術で220件13%でした。これは白内障手術後に一定頻度で発生する合併症で、人工水晶体を眼内に固定するために残した水晶体の嚢が混濁するものです。
第3位が糖尿病性網膜症や網膜裂孔に対するレーザー手術で140件8%でした。特に糖尿病コントロール不良に伴う糖尿病性網膜症の増加が目立ちます。
第4位は角膜異物除去手術で78件5%でした。
第5位は緑内障手術で57件3.3%でした。緑内障治療の原則は薬物治療であり最近は有効な点眼薬が多数開発され眼圧コントロールが容易となりましたので手術適応は多いものではありません。
第6位は眼瞼霰粒腫の54件でした。
第7位以降は逆さまつげ(27件)、涙目(24件)、眼瞼下垂(23件)、腫瘍(18件)の手術でした。特殊な手術である涙目、眼瞼下垂手術は当院の得意分野です。



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