木村眼科クリニック

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院長のコラム


◆古稀を祝う同窓会◆


先日高校の同窓会が80余名の参加のもと賑やかに行われました。横断幕に「古稀を祝う磐士会」とあり、同窓生の神主により神事が執り行われ、全員が今後の健康と幸せを祈願しました。「古稀を祝い、これからの人生を健康に留意し、奉仕活動などで社会に貢献しようではありませんか」との幹事の挨拶のあと、先生方を囲み、昔懐かしい話から現況など語り合い楽しいひと時を過ごしました。話題の中心は「病気と健康」でした。小料理屋のゴルフ好きな友人に「また優勝したね、新聞で見たよ、元気そうだね」と話しかけると「いや、胃がん手術したよ、4年経過して再発なくゴルフも仕事も楽しんでいるよ」。また別の友人は欠席のはがきで「検診で見つかった胃がん手術後元気でボランティア人生を楽しんでいます」とありました。しかし80余名が故人となり一抹の寂しさを感じるとともに、「古稀」を迎え健康管理の大切さを身にしみて感じました。現在死亡原因の第1位はがんで昨年は約三十四万人が死亡しております。生涯でがんに罹患する確率は、男性53%、女性40%です。そしてがんで死亡する確率は、男性26%、女性16%で男女とも肺癌と胃癌が1位、2位を占めています。しかし早期発見により健康を取り戻し、元気で古稀を迎えて同窓会に参加している友人も沢山おりますので、日ごろの検診を含めた健康管理には留意したいものです。昨年外傷性慢性硬膜下血腫で40日間入院手術治療を受け完治しましたが、その際に受けた胃・大腸内視鏡、腹部エコー、腰椎MRI、頸動脈エコーなどの検査の結果異常はなく、高血圧、糖尿病もなく「健康」のお墨付きを頂きました。生来の下戸に加え、30歳から禁煙を続け、二十数年間今日まで週二回のプール通いを継続し、腹八分目、体重、血圧のチェックを欠かさないことが、健康の秘訣と思います。それなりの努力をして「継続は力」を実践しています。先日運転免許証の更新案内が届き、高齢者講習を受講しました。夜間視力 、眩光下視力 動体視力、視野検査、ドライバーシュミレーターでの運転検査が実施された結果の総合評価で「あなたの運転機能は全般的にやや優れており30歳~50歳台の平均の運転機能があります」とあり、さわやかな気分で更新手続きを済ませ5年間の新しい免許証を取得しました。 ところで「古稀」の語源は唐の詩人杜甫47歳の時の詩  杜甫の詩 に由来しています。悲運の流浪の詩人杜甫は70歳まで長生きする人はまれと悟り、好きな酒を借金してでも楽しみ、自然,蝶、蜻蛉、鳥を友に自由な人生を送り59歳で旅先の船中で病没したとされています。皆さんは「窮屈な」私の人生を選びますか、それとも「自由な」杜甫の人生を選びますか。



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