木村眼科クリニック

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院長のコラム


◆原発政策を批判する知事は国家にとって危険人物◆


昨日、眼科理事会で郡山に行ってきました。ホテルの玄関で線量計はいわきの約4倍の0.55μSvを示し警告音が鳴りっぱなしでした。会議前にホテルのコーヒーショップで偶然にも6年ぶりで佐藤栄佐久前県知事にお会いし握手をかわしました。「原発事故は人災」で今や時の人となった前知事とは以前から原発安全問題では考えを共有し高く評価ておりましたので「知事の心配していた最悪の事態が起きてしまいとても残念ですがこれからも頑張っていただきたいです」と伝えました。
実は6年前の平成7年の4月にいわきの自然を汚染しかねない産廃処分場建設不許可のお願いの手紙を前知事にしたため、その中で、原発の安全性に関する前知事の確固たる姿勢を高く評価した文言を書いたことを思い出し6年前の保存フアィルを開けてみたらありましたね、『環境保全、県民の安心、安全を県政の大黒柱の一つにされて、原発の安全対策に取り組まれておられる知事の確固たる姿勢に対して、原発地元の県民の一人として、また健康と生命を守る仕事に携わる医師として敬意を表するとともに大変心強く感じ、いつも拍手喝采を送っております・・・東京電力の事故隠しと虚偽の報告に医師会としても抗議声明文を出すことを理事会に提案し、実現させ、微力ながら知事と同一歩調を取らせていただきました,,,.』と。産廃処分場は不許可になりいわきの自然が守れたと安心したのもつかの間、200万余の福島県民の生活を破壊する人災による大惨事を阻止できなかったことに悔しさと怒りがこみ上げております。
佐藤栄佐久前知事のブログの一部を紹介しましょう。
『どうして国や、電力会社は、原発のリスクに十分備えようとしてこなかったのか。 それは、「安全でないかもしれない」という発想に立った政策には、まるでなっていないからです。あれだけ危険なものと共存していきたいなら、リスクに最大限備えようとするのが当たり前です。しかし、リスクがあるとにおわせることすら、タブー視する傾向がありました。危ないから注意しろ、というと、私のように、国家にとっての危険人物と見なされてしまうわけです』。
最高裁で無罪を勝ち取り県民の安心安全のために再び福島県知事になってほしいな。



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